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トンチン保険

読み方: とんちんほけん
分類: 保険区分

トンチン保険は、「トンチン年金」とも呼ばれ、長生きするほど多額の保険金(年金)が受け取れる保険商品をいいます。

17世紀のイタリア人銀行家ロレンツォ・トンティが考案したとされる保険制度に由来するもので、具体的には、17世紀のフランス政府が「長生きするほど多くの利息を受け取れる国債」として発行しました。

◎国債の応募者から払い込まれた元本総額に対し、そこから生じる利息が応募者全員に満期まで支払われた。

◎国債を購入した人のうち、長生きした人は死亡した人の分の利息も受け取れるため、長生きすればするほどおトクになった(全ての利息は存命した人数で割るので、時間の経過と共に利息が増えていった)。

◎満期まで生存していた人は、元本と多くの利息を受け取れた(中途解約はできないため、満期前に死亡すると元本は戻らず)。

現在、日本においては、本来のトンチン保険は販売されていませんが、"トンチン性"を高めた保険商品は一部の保険会社で販売されています。その仕組みは、本人が亡くなるまで年金が約束されているため、一定年齢以上長生きするほど得になる一方で、年金受取前に亡くなった場合は、払い込んだ保険料総額を大きく割った分しか戻りません。

ちなみに、トンチン性とは、死亡者の持分が生存者に移ることにより、生存者により多くの給付が与えられる割合をいいます。